>第1章 珈琲豆の話
■珈琲豆の賞味期限
珈琲豆は生鮮食料品であるので早めに使いきらないと酸化腐敗してきます。一般的な食料品は賞味期限に敏感に反応する人でも、こと珈琲に関しては無頓着です。はて珈琲豆の賞味期限?

それは珈琲そのものが教えてくれます。珈琲は焙煎過程で豆の内部に炭酸ガスが発生します。日が過ぎるにしたがって炭酸ガスが流失し空気中の酸素と入れ替わります。それが珈琲豆の酸化過程です。完全に炭酸ガスが発生し終わったら珈琲の賞味期限は終了となります。

先ほど述べだ珈琲が賞味期限を教えるとは?
珈琲を立てる(落とす、入れる)工程で、お湯を差し始めたとき珈琲の表面が膨らむ事で判断できます。

●膨らむ状態→炭酸ガスが珈琲に含まれている→珈琲としてまだ賞味期限が残っている→良い珈琲

●まったく膨らまない→炭酸ガスが残っていない(完全に酸化状態)→賞味期限後→悪い珈琲
このように簡単に判断できます。

できるだけ新鮮な鮮度のある珈琲豆を手に入れるようにして下さい。
[珈琲豆の保存方法]
高温多湿は避けて密封した容器に入れ冷蔵庫もしくは冷凍庫に保管したほうが少し保存が効くようです。
しかし、最良の方法は出来るだけ早めに使い切ったほうが良いと思います。
「よい珈琲は手間かけ、ひまをかけ・・・・」

第2章 珈琲ミル(挽く)の話→

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