>第2章 珈琲ミルのはなし(挽く)
第一章で説明したことですが珈琲の豆でお求めになったほうが良い状態が長続きします。挽いた粉の状態では珈琲の鮮度が早く落ちます。お求めになってすぐ使いきれる量だと手間が省けてよいのですが、翌日になりますと、かなり鮮度が落ちます。できるだけその場で、必要な量だけ挽く方がよろしいでしょう。それにはコーヒーミルいう道具があります。
■コーヒーミルの選び方
コーヒーミルにはいろいろと種類があります。
大別すると手動式の手回しミルと電動ミルの二種類があります。

--------手回しミル-------
利点→熱が出ない
欠点→面倒

★寸評★ 
マニアチックでオブジェにも最適。選ぶときは軸ぶれがしないしっかりとしたものを選ぶ。

--------電動ミル--------
利点→簡単
欠点→熱が出る

★寸評★
安価なプロペラ式タイプは回転時、珈琲に無駄な熱を与えて珈琲の鮮度をその場で落とします。
ミルの上部にホッパーがついていて、挽くと下部のボックスの落ちるタイプの器具が、一般的な家庭で使うのには良いと思われます。最高の器具としてはグラインド(粉砕)タイプではなくてカンティング(切る)タイプの方が珈琲に無駄なストレスを与えなくて良いと思いますが、かなり高価なもので一般的ではないでしょう。

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